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新たなスタート – phos idea

新たなスタート

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先週はたくさんのご来店、

本当にありがとうございました!

 

「最後にsennroでお茶を」と、遠方よりお越しのお客様や、

閉店の時間になって、「最後、お店に行けずすみません」とお電話くださる

お客様やメールをくださる方もたくさんおられました。

「いえいえこちらこそすみません」という感じです。

感激いたしました!

 

4年4ヶ月という短いようで長い期間でしたが、僕たち夫婦にとって、

貴重な経験と、たくさんの学びを得ることができました。

改めてありがとうございます!!

 

 

今後の予定については、

 

sennro → TINTS(ティンツ)として秋頃に再開

SUBSTANCEは、7月、8月はTINTS準備のためお休み

となります。

 

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、sennroで使用していた備品や什器などの一部は、

予定が整い次第、ガレージセールを開催予定です。

 

こちらは超お得なお品もございますので、お楽しみに!!

>

 

さて、お店を一旦閉めてみて、1週間が経ちました。

カフェの何が学びだったかというと、何もかもと言えます。

 

中国の有名な言葉

 

百聞は一見に如かず
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果(効)に如かず
百果(効)は一幸に如かず
百幸は一皇に如かず

 

聞くだけでなく、実際に見てみないとわからない
見るだけでなく、考えないと意味がない
考えるだけでなく、行動するべきである
行動するだけでなく、成果を出さなければならない
成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びにつながらなければならない
自分だけでなく、みんなの幸せを考えることが大事

(引用:)百聞は一見にしかず、の続きはこんなことに

 

>

 

まさに、学んだのはそういうことだと思います。

 

もともと、商売やビジネスについて、全くわかっていなかった

(サラリーマン時代とは根本的に違う毎日になる)中で始め、

日々考え、悩みながら、よく続いたなぁというのが本音ですが、

それもひとえに、何度も足を運んでくださったお客様や、

インスタやFBで広めてくださったお客様によるものです。

本当にありがとうございます!

 

 

上の言葉でいうならば、

sennroで僕たちが実現できなかったことは、

 

●百果(効)は一幸に如かず

成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びにつながらなければならない

●百幸は一皇に如かず

自分だけでなく、みんなの幸せを考えることが大事

 

という部分です。

 

自分たちの夢だったカフェをつくり、

懸命にやってきた中で、

一定の成果はあったと思いますが、

多くの幸せや喜びにつなげていくことが難しかったと思います。

 

それは、多くの方にとって

「解決が必要な課題」を解消するお店ではなく、

「僕たちの理想」をお客様が、たまたまいい感じで

受け止めてくださっていたんだと思います。

 

一人一人のお客様を大切にしたいという

商売の「やり方(How)」そのものは、間違っていないと思っていますが、

商売そのものの「方向・範囲(Why・What)」が、とても狭い。

 

そこに僕たちの伸びしろが限定されて、

それが違和感となっていたことがわかりました。

 

 

いま、いろんな起業家の自伝を読めば、あらゆる決断のポイントに

「世の中の課題を解決」しようとする姿勢が読み取れますが、

カフェを始める時には、完全に盲点でした。

(同じ本を読んでいたのにです!)

 

起業というのは本来「課題を解決するため」に行うものだと、教科書には書かれていますが、骨身に染みて分かったのです。

 

ただ「自分がそうしたいから」という世界とは全く別の次元。

そして、それによって多くの方の喜び、幸せを生み出している。

 

 

起業家のチャレンジ精神、失敗を恐れない生き方。

長くても、短くても輝きのある人生。

僕たち夫婦は、なぜだか起業家の精神に憧れがあるようです。

 

 

personalな夢から、impersonalな夢に向かう。

(個人の夢から、社会の夢に)

 

夢には2種類あって、羽ばたくのは「後者」だそうです。

そしてimpersonalな夢が、最終的にはpersonalな夢にもなるのだと知りました。

なるほど、そういうことなのか!と。

 

ちなみに、そういう話を書かれている起業家さんたちはたくさんおられますが、中でも勉強になったのは、

 

リチャード・ブランソン(Virginグループ)

アニータ・ロディック(bodyshop)

イーロン・マスク (teslaモーター、spaceX)

ハワード・シュルツ(starbucksコーヒー)

ジェームズ・ワット(brewdogsビール)

似鳥さん(ニトリ)

柳井さん(ユニクロ)

辰野さん(モンベル)

寺尾さん(バルミューダ)などなど

 

みんな同じことを言われています。

「自己愛を捨て、社会の課題を解決せよ」と。

 

 

sennroでの、これまでの皆様のご愛顧に感謝しながら、

僕たちは一旦、白紙の状態から、もう一度、

自分たちが考える世の中の課題(安心できるおやつ・食)にフォーカスして、チャレンジしていこうと考えています。

 

新しいスタートは、すでに始まっており、

7/3から、菓子製造所としての改装に着手しております。

 

なお、TINTSについての詳しいお話

(ネーミングの由来やコンセプトなど)はまた追ってご紹介します。

 

しかし、バカですよね〜。

でも、不思議と心がスムーズなんですよ。

 

今日はここまで

 

代表

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